それでは、前回FXの儲ける手段を書きましたので、
今回は、FXの大きな特徴を書いていきたいと思います。
その1 レバレッジ
外国為替証拠金取引とは、
外国為替の売買を、証拠金を担保に
その証拠金の何倍もの取引単位で行える金融商品です。
レバレッジとは、「てこ」と言う意味で、
少ない力で、大きな力を動かす事を意味します。
FX業者(為替市場と個人間との取引を仲介する業者)
によって証拠金及び倍率上限は異なりますが、
低い所で10倍、高い所だと100倍、400倍!なんて所も。
株の信用取引で最大3倍と言う事を考えると、
少ない資金で相当に大きな取引が出来ると言う事です。
例えば、1ドル100円として本来10万円なら、
100000円÷100円=1000通貨しか購入できませんが、
10倍のレバレッジで取引すると、
購入数も10倍の10000通貨を購入できます。
もちろん為替利益(損益)も1万通貨分、
スワップ金利も1万通貨分受け取れます。
その2 マージンコール(MC)強制ロスカット(LC)
先ほどの、レバレッジと関係してMC、LCと言うものが
FXにはあります。
マージンコールとは、証拠金金額が業者の決めた割合まで
損失により減ってしまった場合
「証拠金が少なくなってきたから、お金を追加しなさい」と
取引先FX業者に警告されることです。
この、業者が決めた割合というのが、「維持率」といい
FX業者により「マージンコール維持率」は違ってきます。
強制ロスカットとは、証拠金金額が業者の決めた割合まで
損失により減ってしまった場合
「証拠金が少なくなってきたから、強制決済します」と
取引先FX業者に自動的に決済されることです。
以上の2つは、
証拠金以上の損失にならないリスク管理といえるでしょう。
例えば、
為替レート1ドル100円、保証金10万円としましょう。
レバレッジ10倍でアメリカドル1万ドル買いました。
そうしたら、どんどん円高が進み1ドル99円に・・・・
100円⇒99円 1ドル当たり1円の損
1円の損というのは、1万ドル買っていたので
1円×1万ドルで10万円の損となります。
1円の円高で資金が全部無くなる事になります。
さらに、同じく10万円の資金で
レバレッジ100倍でアメリカドル10万ドル買いました。
そうしたら、どんどん円高が進み1ドル99.90円に・・・・
100円⇒99.90円 1ドル当たり10銭の損
10銭の損というのは、10万ドル買っていたので
10銭×10万ドルで10万円の損となります。
10銭の円高で資金が全部無くなる事になります。
さらに言えば、同じ1円の値動きによる損失でも
10 倍で 1万通貨購入なら 10万円の損失。
100倍で10万通貨購入なら100万円の損失。となります。
逆に利益の方に傾いた時は利益が10倍になります。
つまり、レバレッジが大きくなればなるほど、
為替リスクも大きくなると言う事です。
リスク管理をしっかりする事がFX取引には重要なのです。
資金にレバレッジ(てこ)を効かせて、
為替差益でもスワップ金利でも大きく狙うと言うのが
FX取引の特徴であると言えます。
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