スワップ金利で稼ぐ考察の2回目です。
今回は、前回の事を踏まえてもう少し稼ぐ事について
掘り下げてみたいと思います。
まずは、各国通貨の金利表です
スイス |
2.00 |
ユーロ |
3.75 |
カナダ |
4.25 |
アメリカ |
5.25 |
イギリス |
5.25 |
オーストラリア |
6.25 |
NZ |
7.50 |
日本 |
0.25 |
2007年3月現在
以上の事から、日本のゼロ金利政策による超低金利と
ニュージーランドの高金利が目立ちます。
スワップ金利で儲けて、金利生活を行う事を目標にする場合、
第一候補となるのは、ニュージーランドドルと言う事になります。
では、次にどの位のレバレッジまでが安全ゾーンかの考察です。
過去のニュージーランドドルは、42円まで下落した事があります。
これから、このラインを下回る可能性も否定できませんが、
一応の限界下落値とします。
現在のニュージーランドを80円とすると、レバレッジ2倍だと
40円の下落で、資金は0になります。
レバレッジ3倍だと、80÷3=26円の下落、
ニュージーランドドルが56円に落ちると資金は0円になります。
以上の点を踏まえると、2倍から3倍厳しく見れば
2.5倍までがスワップ金利狙いで
ほったらかしにしてもかなり安全なレバレッジになります。
次に、ニュージーランドドルのスワップ金利から、
1日1万円(年間365万円)得る為の資金の考察です。
レバレッジは、2.5倍で計算します。
365万円÷7.5%の金利=必要な元本となり、
約4900万円必要となります。
これにレバレッジ2.5倍を考慮します。
4900÷2.5=
1960万円が
安全ラインでの必要準備資産となります。
当然ですが、安い時に買えれば買えるほど、
資金は少なくて済みます。
仮に60円で買えたなら、1470万円の資金で済みます。
勿論、レバレッジを上げ例えば10倍で運用するならば、
4900÷10=490万円の資金で
1日1万円の金利生活が始まりますが、予期せぬ下落で
あっという間に金利生活が終了する可能性も高いです。
そして、ニュージーランドドルの金利が下がったり、
日本円の金利が上がったりすると、
必要資金はもっと多くなります。
現在のゼロ金利政策が歴史上もっとも
金利を多く受け取れるチャンスの時期なのです。
基本的にスワップ派はほったらかしなので、
為替の損失も、利益も関係ありません。
気をつけるべき点は、強制ロスカットと追証です。
以上が、究極の不労所得、金利生活に向けて
為替の損失(強制LC)を気にせず、
スワップ金利を受け取れ続ける為の必要資金の考察でした。
実は、受け取れるスワップ金利は月日が経つにつれて
増大していく事が可能です。
次回は、そのカラクリについて書いていきます。
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