トレードで儲けるの2回目です。
今回は儲ける「時間帯」についての考察です。
為替相場は、土日を除き24時間オープンしていますが、
メインとなる市場のオープンとクローズ時間が存在します。
オープンとクローズと言っても、
活発に取引がされる時間という意味で
実際に開店、閉店する訳ではありません。念のため。
世界で最もメインとなる時間は、
アメリカ市場のオープン時間です。
次に日本のオープン時間。
その次にユーロ圏のオープン時間、
その次にオーストラリアのオープン時間となっています。
ただし、アメリカと日本の経済大国1位と2位の間は
相当な差があり、為替相場は「アメリカとその他の国」
と言う図式となっています。
アメリカの経済指標の発表は相場に相当な影響を起こしますが、
日本や、ユーロ以下の経済指標が相場を大きく動かす事は、
相当なサプライズや話題性が無い限り、あまり無いのが現状です。
各地域のオープン、クローズ時間の目安(日本時間)
ニュージーランド 5:00~15:00
オーストラリア 7:00~17:00
日本 8:00~18:00
香港 9:00~19:00
ユーロ圏 15:00~2:00
ロンドン 16:00~3:00
アメリカ 21:00~7:00
※本格的に活発に成る時間は、銀行や株式市場の時間。
※日本以外の国は夏時間(1時間早くなる)があります。
※世界的に取引が最も活発(中心)になるのは、
日本時間の22:00~です。
以上の事を踏まえて、簡単なトレード時間を考察していきます。
相場が激しく動いてほしい時(デイトレード)
・アメリカの最重要指標発表時は、
売り買いどちらか一気に動きます。
・取引のメインとなる国が変わった時、
(特にアメリカ、日本、ユーロ)の
オープン時間は、上下に大きく動く事が多く、
その後アメリカ市場オープンに向け、段々収束していきます。
・アメリカとユーロは相反する事が多く、
それぞれのオープン時間は、
それまでと逆の値動きに転じる事が多い。
・週末クローズして、週明けオープンすると、
相場の流れが反転して動くことが多い。
相場が一定の動きをして欲しい時(システムトレード)
・重要経済指標(特にアメリカ)の発表が無い日
・アメリカのメイン取引時間がクローズしている時
以上の様な傾向になります。
激しく動く時間帯、ボックス圏内で動く時間帯、共に
大体において傾向があると言う事です。
自分のスタイルに合った時間帯を選択する事で、
失敗を回避する事がある程度可能であると言えます。
また、システムトレードを行う場合ですが、
時間足が短くなれば成る程、騙しが多い傾向にあるようです。
騙しを回避し、よりトレンドに乗っかるために行うべき大事な事は、
「メインとなる時間足よりも大きな時間足をチェックする」事です。
1分足や5分足でトレードする人は、1時間や2時間足をチェック。
1時間足でトレードする人は、日足をチェック。
日足でトレードする人は、週足や月足をチェックし、
メインとなる時間足よりも大きな時間足と逆のトレンドが
売買サインとして出ている場合は、その売買をしない事です。
「大きなトレンドには逆らわない」大事な事として覚えておきましょう。
更に具体的なトレード手法は必勝法コーナー(と言えるかな?)で
記載していきたいと思います。
次回は、スワップで儲ける事について考察していきます。
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